vol4. 特集「レザークラフト」
カード・パスケースの作り方
「皮革」は人類の歴史と共に古くから生活に密着した素材として使われてきました。 革工芸を始めるにあたって、革の種類と性質を知ることは大切なことです。 その鞣し方や仕上げ方によって、用途が異なりますので、作るものに合った革を選ぶようにしましょう。
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- 各革(A、B、C)の裏面(床面)全体にCMCを塗りへラ付きへりみがき(へラの方)ですり込み毛羽立ちを押さえます(図A)
- B,Cのコバ(a,b)にCMCを塗りヘラ付きへりみがき(へりみがきの方)でツヤが出るまで磨きます(図E、F)
- A,B,C裏面(床面)の5mm巾(斜線部分)をサンドスティックでこすり軽く荒らした後ポンドG17を薄く塗ります(図C)
- ボンドが半分乾いたら,AにB,Cの丸みのある角とヘリをそろえて接着します。接着した部分を木槌の側面で軽くたたき圧着します。
- はみ出した接着剤やずれたへりをサンドスティックでこすりコバをきれいに整えます(図C)
- ヘリ落としでコバ中の角を面取りしCMCを指ですり込んでヘラ付きへりみがき(へりみがきの方)で磨いて整えます(C、D、E、F)
- へりから3mm巾内側にステッチンググルーバーで溝を切ります(図G、H)
- 07をフェルトを敷いたゴム板の上に置き4本ヒシメ打ちと1本ヒシメ打でGの溝内に穴をあけます(図I)
- 縫う長さの約3.5倍位にエスコード・麻手縫糸・中細の糸を切りワックスをすり込んで糸の両端に針をつけ縫います最初の縫い目と最後の縫い目は重ね縫いをして糸を切ります。 (手縫いの仕方参照)
- へりから3mm巾内側にステッチンググルーバーで溝を切ります(図G、H)
- 07をフェルトを敷いたゴム板の上に置き4本ヒシメ打ちと1本ヒシメ打でGの溝内に穴をあけます(図I)
- 縫う長さの約3.5倍位にエスコード・麻手縫糸・中細の糸を切りワックスをすり込んで糸の両端に針をつけ縫います最初の縫い目と最後の縫い目は重ね縫いをして糸を切ります。 (手縫いの仕方参照)
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